愛を伝える5つの方法|タイプを診断してお互いの愛の言語を知ろう【ラブランゲージ】

ちょっと距離感のある夫婦
パパ「僕は家族の為に一生懸命働いているのに、なぜこんなにママから文句を言われないといけないんだろう。」
ママ「家事や育児を全部私に押し付けて、パパは何にも手伝ってくれない。仕事ばっかりで子育てにも全然協力してくれない。」
お互いに家族を想って一生懸命働いているのに、衝突してしまう。こんなことありませんか?
私達夫婦も、お互いを想って行動しているのに、なぜか衝突することが多々ありました。そんな中、紹介された本があります。それが「愛を伝える5つの方法」です。
本記事の内容
本記事では、「愛を伝える5つの方法/The 5 Love Language」に基づきながら、人間が愛を伝える5つのパターンを知ることで、夫婦間のコミニケーションを改善する方法を解説しています。
この本は結婚カウンセラーで有名な、ゲリー・チャップマンの著書です。ファイナンシャルプランナーにお金の相談をしている際に教えてもらいました。
FPにお金の相談をしていると「お金に関する事を真剣に話し合う前に、夫婦間のコミニケーションを見直すとスムーズに話せるよ」とアドバイスをいただきました。理由を聞くと、お金が原因で喧嘩や離婚をしてしまう夫婦が多いからとのこと。
私達夫婦も「コミニケーションにズレがあるかな」と感じていたので、早速愛を伝える5つの方法を購入。目からうろこで「なるほど、表現方法がお互い違うことで生じるズレがあったんだな」と妙に納得しました。
愛を伝える5つの方法(ラブランゲージ)を紹介
この本は1992年にアメリカで発行されて以来、1000万部以上を売り上げている大ベストセラーです。世界50ヶ国語に翻訳されており、今でも多くの人に読まれています。夫婦の専門カウンセラーも、度々この本を利用し、悩んでいる人にアドバイスをされているとか。
著者ゲリー・チャップマン氏は、アメリカ人の作家であり長年結婚カウンセラー。数多くの夫婦カウンセリングを行い、その経験を通して「愛を表現する方法は5つある」と説いています。
愛情を表現する方法、また愛情を感じる方法は人それぞれ違うと認識することが重要なのだそうです。
感情的な愛を表現する言語は、基本的に5つあります。これが30年間におよぶ結婚カウンセリングを通して私のたどり着いた結論です。これは、人々が感情的な愛を語り、また理解する方法が5通りある、ということです。問題は、あなたが結婚相手の愛の言語を語っているか、ということです。
繰り返します。
愛を表現する方法は5つあって、その方法がパートナーと違うため衝突しているかもしれない。
そうと分かれば、愛を表現する5つの方法があなた、そしてあなたのパートナーには「どれ」に当てはまるかを見てみるしかないですね!
5つの愛の表現方法とは?
ゲリー氏による5つの愛の表現とは、下記の通りです。
- Words of Affirmation(肯定的な言葉)
- Quality Time(充実した時間)
- Receiving Gifts(贈り物)
- Acts of Service(サービス行為)
- Physical Touch(ボディータッチ)
Words of Affirmation(肯定的な言葉)
普段から、「愛している」「君のおかげだよ」「いつもありがとう」という優しい言葉をかけてあげるのが、Word of Affirmation。
パートナーが喜ぶようなポジティブな言葉をかけることが、愛の表現に繋がります。「愛している」のような愛情表現だけではなく、感謝の言葉や励ましも肯定的な言葉ですよね。
日本では「以心伝心」という言葉がありますが、これではパートナーに「気持ち」が伝わらない事が多いですよね。あなた自身は、言葉でしっかり肯定的な言葉をかけていますか?
Quality Time(充実した時間)
2人で一緒に過ごす時間を大切に持つことが、Quality Time。
毎日忙しくしていると、一緒に暮らしているのに「一緒に何かする」のを怠ることはないでしょうか?一緒にお茶を飲む、散歩しに行く、その日にあった出来事を話すなど、一日10分でも時間を共有するようにします。
一緒にいてもお互い携帯いじりしていたり、他の事に集中している場合はクオリティタイムとは言えませんので、注意が必要。あなたは「一緒に何かを行う時間」を持てていますか?
Receiving Gifts(贈り物)
贈り物は、象徴的な愛情表現かもしれません。記念日や誕生日などの特別な日にプレゼントを渡したり、旅行中にお土産などを買って相手に喜んでもらうのがReceiving Gifts。
パートナーのことを思ってギフトを送る行為には、愛が込められてますよね。高価なものでなくても、工夫を重ねた物こそ相手に気持ちが伝わります。小さな贈り物やサプライズ、あなたは自身はいかがでしょうか?
Acts of Service(サービス行為)
Acts of Serviceとは、例えば「ゴミ出しをする」「お弁当を作る」「皿洗いを手伝う」などの、パートナーの為に何かをしてあげるという行為を指します。
一般的に、主婦はこのサービス行為をさらっと行っていることが多いですが、どれも家族のために行っていることに変わりはありません。そこで「日常の小さな気遣い」が取れると、愛情や信頼を育むことに繋がります。
Physical Touch(ボディータッチ)
セクシャルな触れ合いだけではなく、ハグや頭をなでる、手を繋ぐなどのボディータッチを日常的に行うことがPhysical Touchです。パートナーをより近くに感じることができるでしょう。
ボディタッチが多い人は「ぬくもり」で愛を伝えて、そして愛を感じています。疲れているときに、そっと背中をぎゅっとしてあげると温かい気持ちになれますよね。
The 5 Love Languageの公式サイトでは、実際に診断テストが用意されています。英語での診断になりますが、できる方は試してみてください。
パートナーの愛の言語を理解する

ママ「家事を私に全部押し付けて、何も手伝ってくれない。」
こういった悩みは、パートナーが何を大事に行動しているのかが異なっており、理解が足りない場合が多いです。
- パパ → お金を稼ぐことが家族を守ることに繋がると考えていて、仕事に集中しているから労いの言葉が欲しい
- ママ → 家事や子育てを当たり前のようにやっているが、少しでも手伝ってほしいと思っている
パパは、毎日仕事に一生懸命なのでWords of Affirmation(肯定的な言葉)を求めています。一方で、ママは家事や育児を24時間やっており、少しのActs of Service(お手伝いなどのサービス行為)を求めてますね。
夫婦間で愛の言語が違っていて、求めているものも異なることをあらかじめ知っておく。すると相手の気持ちを察することができて「何に不満がありどうしてほしいのか」が分かるようになります。
一方ができるようではダメ。お互いができるようになって、初めて信頼関係を深めることができるはずです。
自分だけでは解決できそうにない、、、と悩む方へ
「パートナーがどうしてほしいのかわからない」
「自分がどうしたいのかもわからない」
こんな風に思っているのなら、誰かに話を聞いてもらうのも1つの手です。
TALKFULLNESS(トークフルネス)は、オンラインでコンシェルジュが話を聞いてくれるサービス。非医療性なので、カウンセリングというより「話を親身になって聞いてくれる」感じで気軽に受けることができます。
頭で考えるよりも、言葉に出して整理した方が心の整理がつくのではないでしょうか。
まとめ
人によって、愛の表現は異なっていることをまずは認識しましょう。
- Words of Affirmation(肯定的な言葉)
- Quality Time(充実した時間)
- Receiving Gifts(贈り物)
- Acts of Service(サービス行為)
- Physical Touch(ボディータッチ)
認識することによって、パートナーをより深く理解する事へ繋がり、夫婦の関係性も改善されます。
夫婦間のコミニケーションに悩まれている方は、「愛を伝える5つの方法」を読んでみて下さい。
以上、参考になりましたら幸いです。