オーストラリアの物価は高い!
こんなイメージ持ってませんか?上記のイメージ通りで、オーストラリアの物価は高いです。
州によってかかる生活費が異なりますが、特にシドニーは家賃が一番高い州の為、生活コストも高くつきます。
本記事では、参考までに、物価の高いオーストラリアで生活している私達夫婦(豪人&日本人)の1か月生活費を公開します!
オーストラリアの生活費はどのくらい?【子なし夫婦の1か月分公開】
海外移住しての新生活。初めの頃は、実際にどの程度の生活費がかかるのかわかりませんでした。2020年で移住して1年半経ち、ようやく生活リズムが確立されてきた所です。
私達夫婦はともに節約志向なので、生活費は平均より低めです。
南オーストラリア州での生活費を公開
簡単に、私達夫婦について触れておきます。
- 子なし
- ペットなし
- お酒、たばこ、ギャンブル興味なし
- 南オーストラリア州のアデレード在住
- 夫婦共働き(夫:公務員、妻:日本企業のリモートワーカー)
- ジム通い好き、健康食品オタク(プロテインやビタミン剤等)
2020年5月の生活費を公開
ではさっそく、5月の生活費を公開します。
- 家賃:$913.56 ※夫の職場から補助あり
- 光熱費:約$200
- 車のガソリン代:$50
- インターネット代:$85
- 食費、日用品、外食費:$701.98
合計:$1,950.54(約15万円/1ドル75円で計算)
家賃は補助がある
家は2階建ての2ベッドルーム、2バスルーム、1リビングルーム、1ダイニングルーム、駐車場付きです。
SA州でこのタイプの家であれば、1か月$1,500($350/per week)ぐらいしますが、家賃補助が入っています。通常の半分くらいで家賃が済んでいるので、とてもありがたいですし、ここで大きな節約になっています。
光熱費の支払いは3か月に一度
水道代は家賃に含まれているので、電気代とガス代のみ。
光熱費の支払いは、3か月に1度のペースです。1か月にすると平均合わせて$200。内訳はガス$70、電気$130くらいです。電気代の方が、高めになります。
車のガソリン+インターネット代
ホンダのCR-Zに乗っていますが、エコモードで走ることができるのでガソリンの減りが著しく遅いです。毎日1時間夫が運転してますが、それでも月$50くらいですみます。車の選び方も1つの節約です。
車の保険は1年契約で、約$500。上記には含まれていませんが、車関係の出費は夫が担当しています。
インターネットは光ファイバー(NBNブロードバンド)を利用。ネット代は私達夫婦には必須なので、速度が速くて安定のNBNを使っています。
食費、日用品、外食費はまとめて月予算立てる
私達の予算は1か月$800です。
外食は高いのでほぼしません。自炊生活を送っており、夫のランチも、お弁当を持たせています。その為、$800を食費と日用品で使うことができ、そんなに苦労することなく$800以内に収めることができます。
レストランでの外食は、月に1度~2度あるかないか。カフェにはよく行きますが、コーヒーで2人$10くらいで足りてしまいます。$800をオーバーする場合は、各自のお金から算出するようにしています。
支払いは稼ぎの額に応じて分担制
夫婦共働きですが夫の方が稼ぎは多い為、私は食費をだし、残りは全て夫がだしています。
また携帯電話やジム、プライベート保険は各自で支払いです。その他、基本欲しいモノは自分の稼ぎから出す。余ったお金は共同口座+各自で貯金という方法をとっています。
オーストラリアで生活費が安く収まる州はどこ?
私達夫婦の生活費は、家賃補助もありだいぶ低めに収まっているのですが、平均はどの程度か見ていきます。
一般的にかかる生活費の平均
Home Loan Expertsによると、生活費の平均は以下の通りです。
夫婦暮らし: $4,118(約31万円)
夫婦+子2人暮らし:$5,378(約41万円)
平均金額を見てみると、日本の平均とそんなに変わらないのかなと感じます。
私達の場合、夫婦暮らし平均の半分以下で済んでいますが、これは「住む場所」が大きく影響していると考えられます。
生活費が安い南オーストラリア州
以下も同様Home Loan Expertsによる情報です。
上記のとおりで、アデレードはまず家賃が他都市に比べて約$50~$100/週違います。またシドニーなどの大都市に比べると、アミューズメント的な場所やレストランの数が少ないと感じます。
そのため、必然的に出費が抑えられる結果に繋がるのでしょう。
お金を無駄に使わない生活でもストレスフリー
私達夫婦は、あまり外出をしないため出費も少なめ。
「楽しみなくて、窮屈じゃないの?」と思われる方もいるかと思いますが、充分幸せです。
家が最高のくつろぎ場所
2人とも性格上、そこまでアクティブに外出はしません。休日はSwitchでゲームを楽しみ、2人でジムに行きます。天気が良い日は、カフェに行ってコーヒーを飲みながらまったり。
現在住んでいる家は、太陽光がたっぷり入る家なので、窮屈さも感じません。そして目の前が芝生の広場になっているので、自然を近くに感じることができます。
生活が豊かな理由とは
質素な生活ではありますが、生活が豊かだと感じる理由を考えてみました。
- モノに執着しない
- 家がくつろげる空間である
- 自然が周りにたくさんある
- 体に良くておいしいものを食べる
海外移住し変わったことは、生活スタイルです。
モノを買わなくなり、その分家でくつろぐ空間作りにお金を使うようになりました。おいしいコーヒー豆を買ったり、手料理を楽しんだり些細なことです。
食品も、日本のように添加物をたくさん含んだ食料品が少ないように感じます。新鮮でオーガニック食品が気軽に買えるため、食べる物も日本にいた頃より、良くなったと感じます。
自然豊かなオーストラリアならではで、自然が生活スタイルをこんなにも豊かにさせてくれるものだとは思いませんでした。
まとめ
物価が高いオーストラリアでの生活。高額な出費額を想像できますが、意外にも思った以上にモノを買わなくなったため、出費は高くありません。
自然はストレスを解放してくれるパワーがあります。自然の中を散歩したり、トレッキングしたり、ピクニックしたり。
オーストラリアは、自然を楽しむ場所がたくさんあります。しかもこれらはあまりお金を使いません!
オーストラリアはまさに、スローライフをエンジョイできる場所だと思います。