オーストラリアに移住した日本人の、リアルな感想が知りたいと思っていませんか?
私は2019年にパートナービザを申請してオーストラリアへ移住しました。在住歴は5年くらいです。
日本の外務省によると、オーストラリアに住んでいる日本国民は94,942人おり、日本人の多い国では第3位となっています。日本人がそこそこ多く住んでいるんですね。
オーストラリアへ移住する方法の情報はネットに沢山ありますが、移住を支援している会社の情報が多いです。移住した日本人のブログで、そのリアルな感想はまだまだ少ないと思います。
そこで本記事では、海外移住の失敗を避けるために、オーストラリアへ移住する前に知っておくべき生活のリアルをお伝えしていきます。これからお伝えする内容は、すべて私の実体験に基づいています。
生活のリアル1:オーストラリア移住には収入の良い仕事が必要

オーストラリアに移住するのであれば、それなりに収入の良い仕事が必要です。なぜなら、物価が高いからです。
あなたは1人で、移住する予定でしょうか?それとも家族みんなで移住するのでしょうか?
移住する前に、オーストラリアでどれくらいの給料がもらえそうか、まずはデータを見ておくと良いでしょう。
例えば、オーストラリア政府が出している、データ統計があります。ここにはIndustry Profilesがあり、各職種の雇用データを確認することができます。
例えば、事務・サポートサービスを選択した場合、以下のようなデータが分かります。

- EMPLOYED(雇用人数):415,300人
- PAST GROWTH(過去の成長率):-0.2%
- FUTURE GROWTH(将来の成長率):6.4%
- WEEKLY EARNINGS(1週間の平均給料):$1,050
- WORKFORCE SHARE(労働力シェア):3.0%
- FULL-TIME SHARE(フルタイムシェア):59.8%
- FEMALE SHARE(女性率):50.8%・AVERAGE AGE(平均年齢):41歳
こういった統計データを使うことで、オーストラリアの平均値を知ることできます。
自分がどんな生活をしたいのか、それにはどの程度の給料が必要なのか。またその職種は将来性があるのか。こういったことを、データから見るのはとても重要です。
一方で雇われて働くのではなく、自分でビジネスを立ち上げたいという方もいるかもしれません。私が知る限り、オーストラリアで美容院を経営されている方、自宅の一室を改造し、マッサージやネイルをしている方、ペイストリーを自分で作って販売している方がいます。
共通して言えることは、皆さんすでにスキルがあるということ。スキルを武器に、個人経営をされています。
あなたはいかがでしょうか?オーストラリアで活かせるスキルはお持ちですか?もし無いのであれば、まずは雇用されて給料を得て、移住生活をスタートさせるのが賢明かもしれません。
いずれにせよオーストラリアは物価が高いので、生活できる収入確保の兆しがあるかを考えてから、移住することが必要です。
生活のリアル2:オーストラリアへ移住すると、家で過ごすのが好きになる

意外に思われるかも知れません。海外移住すれば全ての場所が新鮮であり、外出するのが楽しくなるイメージがあります。
しかし私の場合は、オーストラリアに移住後、家で過ごす頻度が格段に増えました。これには理由があります。
- 家が広くてリラックスできる
- 興味をそそられる外出先がない
- 家に集まってパーティーするのが一般的
- 在宅フリーランスになったから
まず、日本に比べて家が広いです。日本だと25平米の1Kが普通ですが、オーストラリアはスタジオタイプでも、50平米くらいあります。
あとはテラスが設置されている家も多く、外の自然と触れ合える環境が整っています。
こうなると家の居心地がとても良い。土日は出かけず、スコーンなんかを作ってテラスで食べると幸福度が上がります。

2つ目に、そもそも面白そうな外出先がないことです。田舎に行くと、この傾向が当然強まります。日本のように、あちらこちらにお店はありません。こういった外部的要因もあると思います。
3つ目は、オーストラリア人は家に友達を呼んで、一緒にご飯を食べたりすることが多いことです。夫の両親や義理姉家族は典型的で、毎週末誰かを家に呼んでいます。
やはり大きなテラスを持っていて、そこで団らんするのが楽しいようですね。家が充実していれば、外出をする機会も減っていきます。
4つ目は、私が在宅フリーランスになったからです。通勤がなければ、確実に家から出なくなります。
それが嫌であれば、習い事やジムなど、外出予定を自分のスケジュールに組み込むことをおすすめします。私の場合は、週末にジムに行くルーティンを立てています。
生活のリアル3:海外移住したら病院へほとんど行かなくなる
オーストラリアに移住したら、病院へほとんど行く機会がないとお考えください。
病気や怪我をした場合、基本はGP(Genaral Practitoner)と言われる、かかりつけ医にまずは見てもらいます。それでも治らなかった場合、紹介状を書いてもらって、病院に行きます。
ただし、GPで見てもらうには基本予約が必要です。嘘みたいな話に聞こえるかもしれませんが、予約が2週間先になることもあります。こうなると、風邪とか熱とか、いつの間にか治っていることが多いです。
「緊急とかの場合はどうするの?」と思われるかもしれません。大丈夫です、安心してください。緊急の場合、しっかり病院の救急外来が受け付けてくれます。
一度夫が処方されたステロイドを飲んで、男性の急所がパンパンに腫れあがるという自体が発生したことがあります。
さすがにGPではなく、病院の救急外来へ行きました。待合室で1時間くらいは待たされましたが、その後しっかりドクターがみてくださり、事なきを得ました。
生活のリアル4:オーストラリアへ移住するとモノを買わなくなる
これも本当です。モノを買わない人間になりました。
理由は明確で、オーストラリアは日本のようにモノで溢れている国ではないからです。
まずお店の数が少ないです。コンビニのようなショップも少ないし、「新商品」として販売されるアイテムもあまり見かけません。例えばスーパーに行っても、販売されている商品はいつも同じで、新鮮味に欠けます。
日本だったら、新しい商品が月ごとに入れ替わったりしますよね。あとは衣類店や雑貨店も数が少ない。そのためショッピングの楽しみが、オーストラリアでは味わえなくなりました。
日曜日・祝日はクローズになっているお店も多く、これも大きな理由の1つです。人件費が高くなるため、お店をクローズにしているようですね。
私の友人もオーストラリアに2年間、大学院留学をしており同じことを言っていたのを覚えています。その友人は日本へ帰国後、財布やバック、衣類を爆買いしていました。
生活のリアル5:海外移住すると、日本が大好きになる

海外移住すると、日本の良さを強く感じることができます。
よく言われるのが、食べ物ですね。日本の食べ物はとにかく安くて美味しい。
高いお寿司屋ではなく、スシローで良いんです。そして、大戸屋やガスト、モスバーガーに行きたくなるのです。海外在住者なら、誰もがうなずいてくれると思います。
成田空港に着いたら、まずはみんなコンビニに行っておにぎりを買っているはずです。日本の食べ物は最強。これは本当です。
オーストラリアでも日本食をいただけますが、味の悪さにがっかりすることがあります。これが積み重なると、ホームシックになるので注意してください。
他にも、海外移住をして、「日本の良さ」を強く感じるようになりました。
- 日本の和文化は世界に誇れる
- 水が豊富で美味しい
- 四季が美しい
- ルールが守れる
私が一番感じていることは、和文化が素晴らしく、繊細で尊いものだということ。
日本のアイテムは、クオリティーが高いとよく言われますね。例えば和菓子や懐石料理。旬の食材のこだわりから、色味、使われるお皿まで「こだわり」を感じることができます。
細部まで手が届いているモノは、人々に感動を与えます。これは日本独特の文化だと言えるでしょう。
海外移住すると、日本に素晴らしい文化や自然があることを、改めて感じられるはずです。
まとめ:移住するとブログでは分からない点が見えてくる
オーストラリアへ移住する前に、知っておくべき生活のリアルをお伝えしました。
- オーストラリアは物価が高いので、収入の良い仕事が必要。自分が求める生活レベルを考えながら仕事探しを行なう
- オーストラリア移住後は家で過ごすことが多くなる。家で団らんする文化がある
- オーストラリアはGP制度があるため、病院へ行くことが少なくなる
- オーストラリアは買いたいモノやお店が少ない
- 海外移住後に、食文化など日本が誇れるものの重要性に気づく