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オーストラリアで家を購入する【購入ステップとお得な制度を解説】

海外移住

本記事は、オーストラリア在住者向けです。

こんにちは、Shizuです。

オーストラリアへ移住した人の中で、「いずれは家を購入したい」と考えている方も多いはず。

しかしどのような流れで購入を進めるべきか、異国だと分からないことだらけですよね。

本記事では、オーストラリアで家を購入するにあたっての大まかな流れと、役立つ制度情報をお伝えしていきます。

特に、初めて不動産を購入する方に役立つ情報が書かれています。

本記事の内容

  • オーストラリアで不動産を購入する流れ
  • 役立つ制度情報について
  • 不動産購入前に準備すること

この記事内容は、オーストラリア在住のFPより「お金のリテラシー」についてオンラインコーチングを受け、その「学び」を紹介しています。

プロから教わった知識のみを発信しているため、内容の信頼性は高いと自負しています。

本記事の権威性

  • オーストラリア在住日本人ファイナンシャルプランナーから学んだ情報を発信
  • オーストラリア国内のビジネス経営者及び個人クライアント向けに、総合的なアドバイスを行うプランナーから学んでいる

オーストラリアで不動産を購入する流れ


まず不動産を購入するステップを踏む上で、おさえるべきポイントは以下のとおりです。

  • ①なぜ購入したいのか?
  • ②どこに、どのような不動産を購入したいのか?
  • ③お金のマネージメントに気を付ける
  • ④どれだけ借りられるのか?
  • ⑤契約する
  • ⑥ローンを組む
  • ⑦支払いをしつつ、どれだけ早く返せるかを見直しする

①なぜ購入したいのか?

不動産を購入する目的は、何でしょうか?「ただ年齢的にもそろそろ…」というような曖昧な理由ではいけません。

この先もしかすると何十年と払い続けることになるかもしれない。一生に一度の大きな買い物です。

「なぜ不動産を購入したいのか」はっきり理由を言えるようにしましょう。

②どこに、どのような不動産を購入したいのか?

目的をはっきりさせたら、目的を満たす為の不動産はどういったものなのか考えます。

家族で住む家を購入したい:庭つき、学校から近い家、田舎のファームがある家
投資目的の不動産を購入したい:シティから近い家、マンションタイプ

例えば上記のとおりです。目的によって、条件を満たす不動産が異なってきますよね。

③お金のマネージメントに気を付ける

借り入れに必要な資料を提出する際、銀行の残高証明や口座記録(最低3か月分)を提出します。

所得が高くても、その分支出が高ければ借り入れは少なくなります。どの程度支出があるのかも銀行はチェックするため、不動産購入計画を立て始めるころからは、「毎日のお金のマネージメント」には気を付けましょう。

④どれだけ借りられるのか?

銀行から調査を受け、実際に借りられる額はどの程度なのかを確認します。

資産や所得、そして負債や支出をみられます。

⑤契約する

契約へ進む場合は、必ず1人~2人の専門家に契約書の内容をみてもらいます。

・購入金額は見合っているのか?
・値引き交渉は可能かどうか?

契約書にサインをした後では、何かあった場合に変更がききません。よって、第三者に上記内容の確認をとることが鉄則です。

⑥ローンを組む

どこの銀行で、どのようなストラクチャーでローンを組むのかを検討します。

固定金利ローン、または変動金利なのか。自分のお金回りの状況から、最適なストラクチャーを選びます。

⑦支払いをしつつ、どれだけ早く返せるか見直しする

1年経つと、状況が変わることがあります。最低1年おきには、支払いプランの状況確認や見直しをします。

ローンを長く組めば組むほど、それに対する利子を多く払うことになる為、早く返せる方法を探ります。

以上が不動産購入にわたる、大まかな流れです。

【注意】この状態で不動産購入はNG

下記の項目に当てはまる場合、購入は一旦考え直したほうが良いかもしれません。

・リサーチ無しで買う
・サポートチーム無しで買う
・自分の支払い限度を知らない
・ローンのPre-approveなしで、契約書にサインする
・プロにチェックしてもらわずにサイン、交渉せずにサインする
・クレジットカードやパーソナルローンなど、たくさんの負債がある

不動産は大きな買い物になります。売り手側も、あなたに必死に売ろうとする。冷静な判断をとれるようにリサーチを怠らず、必要なときはプロの手を借りましょう。

役立つ制度情報について


オーストラリアで初めて不動産購入する場合、以下の制度が使えるので覚えておきましょう。

First Home Owners grant and discount

政府より、援助金としてお金がでます。

州によってルールが異なりますが、大体以下のような感じです。

  • 印紙税の軽減がされる
  • 遠隔地での家購入の場合:$20Kの援助金が出る
  • 新築を購入する場合:$600K~$750K以下の家は、$10K~$15Kの援助金がでる

この条件を満たすためには、以下が必要になります。

・18歳以上
・市民権、または永住権保持者
・購入後、12か月以内に1年間住むこと

これは初めて不動産を購入する場合のみとなります。例えば自分は初めてでも、パートナーが以前購入したことがある場合は対象外になります。

州によってルールが違うため、Firsthome.gov.auで調べてみて下さい。

First Home super saver scheme

これは新しい制度で、自分で積み上げたスーパーを使って頭金を支払うことができます。

しかし会社からの積み立てではなく、自分でサラリーサクリファイスして積み立てたお金が対象です。積立は1年$15Kまで可能。最高$30K、カップルで$60Kまで個人の積み立て分をスーパーから引き出すことができます。

ただしこの手続きはATOが絡んでくるため、時間がかかります。頭金としてすぐに取り出せるわけでは無く、「ATOに取り出す許可をもらう」必要があるため時間がかかると覚えておきましょう。

サラリーサクリファイスとは?

サラリーサクリファイスをご存じでない方は、下記の記事を参考にして下さい。

不動産購入前に準備すること


準備をするうえでの、ポイントをみてみます。

デポジットはいくら必要?

一般的に、購入額の20%をデポジットで払えると良いと言われています。

20%以下のデポジットで購入する場合、Lenders Mortgage Insurance(LMI)という保険料を払わなければいけないためです。

いくら借りれるか?

どれだけの収入があり、支出があるのか。これを銀行が調査し、貸せる額を決めます。

自分の場合はどうかを、計算してみましょう。下記のカリキュレーターを使ってみて下さい。現状況を入力すると、自動で借入額を計算できます。
» Leading Lenders Mortgage Insurance

アプリケーションに必要な情報

提出できる「あなたの情報量」でレートの良し悪しが決まります。

例えば最低限のみの情報を渡す場合、少し高めのレートで組むことになります。よって提出できる情報はなるべく提出した方が、売り手側もあなたの信頼が強くなるという事です。

提出を求められる情報の一部は、下記のとおりです。

ID
雇用、会社の詳細
貯金、資産、スーパー
銀行のステイトメント
負債に対しての姿勢
タックスリターン、ペイスリップ

購入にかかるコスト

不動産を購入する場合、様々なコストがかかります。

deposit/前金
Land Tax/地価税
Stamp Duty/印紙税
Body Corporate/管理組合
Lender Application/アプリケーション費用
Building inspection/不動産物件のインスペクション
Conveyancer/不動産弁護士(契約書をチェックしてもらう)
Land transfer and mortgage registration/土地所有権移転に関わるお金

大体購入コストにプラスして、$5,000くらいは考えておくと安心です。

まとめ

不動産の購入は、一生に一度の買い物です。失敗はしたくないですよね。

購入に向けてまずは、このステップとおり考えることをおすすめします。

  • ①なぜ購入したいのか?
  • ②どこに、どのような不動産を購入したいのか?
  • ③お金のマネージメントに気を付ける
  • ④どれだけ借りられるのか?
  • ⑤契約する
  • ⑥ローンを組む
  • ⑦支払いをしつつ、どれだけ早く返せるかを見直しする

海外でしかも初めて購入する場合、リサーチをしないと知識がないため、不動産会社が進めるがまま買ってしまいそうになります。

しかし、上記で挙げた項目を確認して、不動産会社と交渉は絶対してください。そして第三者(できればプロ)に相談をすることも大事です。

失敗のない、自分が満足できる購入を目指してください(^^)

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